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新さっぽろサンピアザ水族館 円柱水槽リニューアル メダカの特別展も

2023/03/31 22:30
ほっとひと息 動画

 2023年3月18日に「サンピアザ水族館」から名称を変更した「新さっぽろサンピアザ水族館」(札幌市厚別区厚別中央2-5-7-5)。春休み特別展「いろ~んなメダカ、集めてみました」を開催中。1階円柱水槽のリニューアルも完了し、さらに楽しくなった展示で来館客を迎えています。(撮影・文:菅原英陽)

 新しくなった5つの円柱水槽には、「サンゴ礁の魚たち」をテーマに、カクレクマノミ、ツノダシ、ルリスズメダイなど南洋らしい色鮮やかな魚が泳ぎます。根口クラゲの仲間のカラージェリーも、さかんにカサを動かして元気に泳ぐ姿を見せます。

 どの魚たちも新しい環境を得て生き生きと泳ぎ回り、訪れた親子からは「お魚かわいい」「すごい綺麗になったね」の声が上がりました。

 小さくてかわいいメダカをテーマにした特別展「いろ~んなメダカ、集めてみました」は4月9日まで開催。

昔からメダカは日本人にとって身近な存在でしたが、環境の変化によって自然に生息する数が減っています。しかし、2000年頃から観賞用としての人気が高まっており、外国産の品種や改良が加えられた新たな品種が注目されるようになりました。

同展では外国種のセイルフィンモーリーやハイランド・カープ、メダカ人気の火付け役となった改良品種「楊貴妃」や「幹之」などを観ることができます。

(左)ケープペンギン、(右上)コツメカワウソ、(右下) ゴマフアザラシ

 ノシャップ寒流水族館から越してきたゴマフアザラシの「さいごう君」は1歳の誕生日を迎えたばかり。成長するにつれ体のゴマ模様もはっきりしてきています。ペンギン広場では1月にケープペンギンのヒナが生まれましたが、育児エリアの中にいるため観られるのはまだ少し先になりそうです。昨年仲間入りしたコツメカワウソの3兄弟は、丸木を渡ったり水に飛び込んだりと元気に動き回る様子を見せていました。

新さっぽろサンピアザ水族館は、この春も見どころがいっぱいです。