北海道北広島市総鎮守の廣島神社で２月３日、観和灯（かんなび）が始まりました。人々が気軽に境内を訪れ憩えるようにと神社と地元住民が協力して始めたもので５回目となります。

　５日まで16：00～21：00の開催。鳥居と拝殿前の雪の灯篭、境内の林を巡るアイスキャンドルの回廊、星槎道都大学生による雪像のそばを歩き１周し終えた時には寒かったことを忘れてしまいそうです。市内の男女は「とても良い時間を過ごすことができました」と話し、家族連れの子どもたちはキャンドルの灯りを頼りに楽しそうに走っていました。

　廣島神社は1883（明治16）年、広島から北海道に向かう和田郁次郎が伊勢参宮し開講農事の成功を祈願。現在地に移住者の守護神としての分霊をまつったのが始まりです。道道江別恵庭線沿い、ＪＲ北広島駅東口徒歩10～15分。