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北海道日本ハムファイターズは12月12日、少年野球場を改修・造成する「ダイヤモンド・ブラッシュ」プロジェクトの第4期(2023年)助成先を、札幌市豊平区の西岡中央公園少年野球場と中標津町運動公園第1・第2球場に決定したと発表しました。工事は2023年春から。「子どもたちの元気な声や球音が響くシンボリックな球場で有り続けることを願う」としています。
プロジェクトは2019年、北海道内の子どもたちが安全で快適にプレーできる環境を整えるため「ファイターズ基金」からの寄付で立ち上げました。第4期助成先は、応募の中から「緊急性」「定期的に使用するチーム数・大会の開催状況」「応募団体の主体性や協力体制」などを基準に選考しました。
西岡中央公園少年野球場の改修は少年チーム「西岡スターズ」が申請。区内主要大会が開かれるほか練習での利用頻度が高い半面、グラウンドの硬さ、芝生のえぐれなどプレー上の不安を抱えていました。
工事では内野の掘り起こしや土入れ、外野芝生の整備・養生を行います。
中標津町運動公園第1・第2球場の改修は一般財団法人中標津町文化スポーツ振興財団が申請。根室管内1市4町で活動するスポーツ少年団が集い年間50試合以上が行われますが、冬季の厳しい凍結により土層硬化が著しく、外野の簡易ネットフェンスは経年劣化が進んでいます。ダグアウトとバックネット裏本部は外部塗装がはげ落ちささくれも目立っています。
工事ではグラウンド掘り起こし、土壌改良、整地のほかダグアウト拡張、本部席外装塗替え、第2球場外野フェンス張替を行います。
プロジェクトにはメインスポンサーとしてリサイクル業の鈴木商会(本社札幌)、プロジェクトサプライヤーとして建設機械のカナモトグループのカナテック(同)が協賛しています。第1~3期に札幌、滝川、室蘭、江別、愛別の4市1町の7球場の改修を支援してきました。
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