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駐車場運用のほか外観・テナント情報早期開示を求める声が出された住民説明会

駐車場に課題も 住民説明会で意見集中 新築6月開店のコープさっぽろきたひろしま店

2022/12/06 22:11
行政・産業 くらし 地元のお店

 コープさっぽろは12月6日、北広島市芸術文化ホールで、中央3丁目に建設中の「きたひろしま店」についての説明会を開き、参加した地域住民約30人に施設概要や交通・騒音対策などを示しました。これに対し住民から、駐車場運営について「車両出入り口を別々にしないと危険」「渋滞対策は」「来店客以外の利用制限は」などの意見質問が出されました。

 説明会は、自動車での来店や物資搬出入が見込まれる大規模店舗が、交通渋滞や安全・騒音・廃棄物など想定される問題の解決・軽減方策を示すもの。駐車場については最高261台の来店を予想し「それ以上の台数分を確保し分散入退場を促すことで渋滞を回避する」としました。

 参加した地域住民からは「車両出入り口を分けないと危険」「歯科専門学校側の道路は狭くて危険。駐車場出入り口は封鎖して」「封鎖すると別の出入り口が渋滞する。残して」などさまざまな意見が出されました。

 これに対しコープさっぽろ側は「専門学校側の出入り口は現状より幅を広げ使いやすくする。コープは土地を借用する立場。皆さんの意見はまとめて地権者にお願いする」としました。

 「北海道ボールパークFビレッジ来場者がコープ駐車場を長時間利用し、買い物客が不便にならないか」という問いに対しては「組合員から不便と言われないよう具体策を練る」としました。

 外観イメージや建物2階テナントについては明らかにされず「楽しみにしていたのに。少しでも教えて」「ホームセンターや100円ショップを誘致して」などの意見も。コープは「外観は年明け何かの機会に、テナントは契約を結んだ後に発表」と回答しました。

 市中央在住の商店主は「コープは生活の中心。北広島店は『下の生協』と呼び親しんできた。一時閉店で困っているが、立派に生まれ変わるんだと思い耐えている。そういう地域住民に、もっと早く情報を発信してほしい。どんな商業施設が誕生するのか、シンプルに示して」と求めていました。