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長沼町東の舞鶴地区に誕生したカフェ「NAGANUMA Blue Base」。築40年の豚舎をリノベーション。焚火ができるスペースを併設して11月17日にオープンしました。のどかな田園風景の中に佇むレトロな建物は、白い壁と青い屋根が印象的です。
店に入ると迎えてくれたのは、濱田恭平さん亜実さん夫妻。
「2人で全国を旅してまわり、旧いものを再生して価値を高めた例をいろいろ見て影響されました」と恭平さん。
内装は自分たちで設計し、天井板を剥がしたり内壁を塗り替えたり、できることは自力でやったといいます。木のぬくもりが感じられる素朴な仕上がりです。
「豚舎の雰囲気を残したかった」といい、剥き出しの梁や傾斜した床がそのまま生かされ良い味を出しています。
仲間の協力も得て5か月がかりでリノベーション完了。かつての豚舎が素敵なカフェに生まれ変わりました。
コーヒー、紅茶などの喫茶メニューの他、ワインやビールも提供。お食事メニューとして、カレーライス、ナポリタン、ホットサンド。デザートにはチーズケーキ、豆乳パンナコッタがあります。
11月末現在、コーヒーは長沼町の「丘の上珈琲」で挽いた豆を使用。ゆくゆくは、町内に数あるコーヒー専門店の豆でメニューを増やし、月替わり週替わりで提供したいとのことです。
店内には物販スペースもあり、NAGANUMA SOY MEAT(大豆ミート)やYOUR FARM(ソイプロテイン)などが並びます。どちらも長沼にゆかりのある商品で、地元産品のPRに一役買っています。
今後は、各種イベントの開催、レンタルスペースとしての活用も予定され、「NAGANUMA Blue Base」はカフェを中心とした複合的な施設へと発展していきます。
天気の良い日は屋外で焚火を楽しむことができます。焚火台、用具の貸し出しは無料、薪の代金は11月現在500円(2023年春に変更の可能性あります)、敷地の利用料は11月中無料の設定です。予約は要りません。
少し寒い夕刻、実際に焚火を体験してみました。焚火台と用具を借り、薪を運びます。丸太の椅子に腰かけ、焚火台に薪を組んで焚きつけをセット。点火棒を使って火をつけると、すぐに薪は燃え上りました。
ゆらゆらと燃える炎に冷えた手をかざすと、心地よい暖かさが伝わってきます。薪がパチパチと爆ぜる音は耳に優しく、落ち着いた時間を噛みしめることができました。
ソロ焚火で1人時間を楽しむのも良し、みんなでワイワイ焚火を囲むのも良し。絶好のロケーションで楽しむ焚火は、日ごろの疲れを癒してくれるに違いありません。
NAGANUMA Blue Base 夕張郡長沼町東4線南12番地
営業時間 月・火・木・日曜11:30~17:00 金・土曜 11:30~20:00
定休日 水曜 (祝日の場合は翌日が定休日となります)
※年内できるだけ営業を続けますが厳寒期はイベント限定営業となる可能性があります。詳しい情報はInstagramで確認してください。
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