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3年ぶりの対面開催となる「星槎道都祭2022」が10月1(土)、2(日)の両日、北広島市中の沢の星槎道都大学で開かれます。テーマは「2022どーともなるさ!」。コロナ禍のうっ憤を忘れ、祭りを楽しむことを第一にポジティブに行こうという意味を込めました。
目玉は市内外のキッチンカー19台が集結するグルメフェスタ。対面開催を復活できるとはいえ、学生が調理する模擬店はまだできないため企画しました。キッチンカー事業者間の口コミで出店が増えたといいます。JA道央の野菜や「ごちそうさん食堂」のザンギ販売もあります。
実行委員長を務める池野歩さん(美術学部建築学科2年)が「北海道ボールパークFビレッジ開業を来春に控え、北広島にある大学としてぜひ熱いコラボを」と実現にこぎつけたのがファイターズガールのステージ。2日目の12:40~13:10、大講堂にいる人たち全員が「きつねダンス」で一体化しそうです。
「シーズン中なので来てもらえるか不安でした」と池野さん。ファイターズの北広島愛に感謝し「将来的に恒例化され、いろいろな場で生かせたら」と期待を込めます。
充実企画が目白押し
ほかにも充実の企画が目白押しです。「女芸人№1」の吉住スペシャルライブや北広島ジャズ倶楽部、陸上自衛隊音楽隊による演奏会、豪華景品が当たるビンゴ大会、eスポーツやダーツ、腕相撲大会も。同大サークルから軽音楽部やダンス部、チアリーディング、応援団と吹奏楽部が登場。帯広北高校チアリーディングや北照高校吹奏楽部、北大応援団との合同演舞は一見の価値がありそうです。
「学びの秋」と位置づけて、LGBTを考える講座や学生が選ぶ№1教員の特別講義、JR北広島駅から大学までごみを披露「北拾島プロジェクト」なども開催。「教授やゼミぐるみでの企画参加はありがたい」と池野さんは話します。
過去の経験あてはまらず 豪華さは2019年以上
コロナ禍以前20人を超えていた実行委員会メンバーは現在10人で、ほとんどが対面開催未経験です。菅野真希さん(美術学部デザイン学科4年)だけは2019年の「最後の対面開催」経験者ですが「経験したとはいえ状況が全く違うので、初めてと同じようなもの」といいます。
しかし「だからこそ大いに楽しめる、これぞ大学祭というものを復活させたい」と池野さんは意気込んでいます。菅野さんも「記憶に残る大学祭を」と同じ気持ち。
「豪華さは19年以上」と話すのは黒崎天音さん(同)。「中止にするかオンライン開催にするかの苦しい選択を経験し乗越えてやり切った経験を生かしたい」と話します。中村奎さん(同)は「自分たちと来場者が楽しめることが一番大事。学生最後の年なので、後輩たちのモチベーションにつなげられれば」と継承の気持ちを忘れません。
現在の実行委には3年生がいないため1、2年生の経験は大切です。佐々木萌さん(社会福祉学部社会福祉学科2年)はビンゴ大会を企画。景品にも工夫を凝らし最終日「大トリ」企画を盛り上げます。山名健吾さん(同1年)は「星槎道都大を知らない人も、ぜひ来学し魅力を知ってほしい。担当した開会・閉会式も楽しんでもらえるように本格的なものにしました」と意欲満々です。
「大学のイベントというだけでなく、北広島のイベントとして浸透定着させたい」と池野さん。商工会青年部との交流で「大学の元気はマチの若者の元気」と聞き「いっそう元気に頑張ろう」と弾みをつけました。
詳細は大学のホームページ(https://www.seisadohto.ac.jp)から「星槎道都祭2022特設サイト」へ。
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