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長沼町は9月5日、舞鶴遊水地で今春誕生したタンチョウのひなが順調に成育、遊水地の外に移動していることも確認されたとして、遊水地への立ち入り制限範囲を縮小することを発表しました。ただし飛ぶ能力が発達途上の幼鳥を驚かす行為は厳禁。「観察ルールを守って」と呼びかけています。
ひなは5月、遊水地に飛来している2羽の間に誕生しました。2020年に空知管内では100年以上ぶりの繁殖が同地で確認されて以来4年連続です。遊水地への立ち入り制限は、繁殖の兆しを確認した3月から続いています。
育ってきたとはいえ飛ぶ能力が未熟な幼鳥が慌てたりすると、自動車や電線に衝突してしまう恐れがあります。タンチョウ親子が危険やストレスを感じさせてしまうと、今後は飛来しなくなってしまう可能性が大です。規制区域に立ち入らないことやドローン等を使わないこと、指定観察場所を利用すること、給餌しないこと、私有地・農地に入らないことなど、ルール順守が求められます。
立ち入り制限区域や注意事項などについての問い合わせは、長沼町制作推進課(電話0123-76-8015)へ。
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