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北海道北広島市で人気のキッチンカーvege tavola EDOYAの中村剛さんがこのほど、JR北広島駅西口(栄町1丁目 パルシティビル3階)に本格イタリアンレストラン「vege tavola EDOYA(ベジターヴォラエドヤ)」を開店しました。コロナ禍で延期してきた開店構想ですが、ベトナム風サンドイッチ「バインミー」とミネストローネスープが人気だったキッチンカー営業の3年間で人脈を築き経営感覚を磨いて満を持してのオープンです。
オーナーシェフの中村さんは、東京広尾のイタリアン「イル・ブッテロ」で10年、札幌の「ルース・ロウ」でシェフ2年、同じく「ヴィア・ブレラ」でシェフを3年務め、腕を磨きました。自分の料理で喜ぶ人の顔が好きで入った道。学生時代に渡ったニュージーランドで人生と仕事について考え、イタリアの国民性に惹かれて絞り込んできた「イタリアン」です。
結婚出産を機に夫婦で北広島に移住。店を持とうと考えた矢先、コロナ禍が起きました。「今じゃない」と考えキッチンカーに転換し「他と同じではないもの」がモットーの中村さんらしく、バインミーをメインに据えました(今後、レストランのテイクアウトメニューにする予定です)。
キッチンカー時代について中村さんは「仲間との出会いが本当にプラスになった。小規模でも頭の回し方はみんな経営者。取り組み内容や経験談を聞き、情報交換し吸収できた。お客さんへの宣伝もできた。店を開いたのが、あの時のキッチンカーの人だと知っていてもらえるとうれしい」と話します。
ランチは3つのセットから。どれもパスタかリゾットを選べます。好みによりますが、シェフは「グリル野菜を前菜に出すBセットがおすすめ」といいます。グリル野菜、魅力的です。肉または魚料理もしっかり食べたい人はCセット、少し軽めを望む人はAセットです。300円追加でドルチェ付き。友達、家族と一緒でも1人ゆったりぜいたく時間でも、座りたい席が用意されています。
ディナーはアラカルト料理とイタリアンワインを組み合わせながら。仕事終わりにちょっとつまむも良し、記念日を祝うコース料理も応相談です。
毎月5の付く日は「キッズデー」。店内奥の安全なスペースを開放し限定メニューを提供。食べて遊んでいる間は「ママ・パパゆっくりお食事タイム」です。7月中はLINE友達追加またはInstagramフォローでドリンクかわらび餅、ミネストローネがプレゼントされます。
vege(ベジ)は野菜、tavola(ターヴォラ)はイタリア語で食卓の意。EDOYAは中村さんの生家が2代続くすし店「江戸屋」であることから現在の店名に。道産食材を中心に、これまで出会った仲間の思いがこもった食材も使いながら、多くの人が集う食卓を目指しています。
vege tavola EDOYA(ベジターヴォラエドヤ) 北広島市栄町1丁目1-2 パルシティビル3階、電話(011)376-0017 不定休。遠目に看板は見えません。ビル入り口のウェルカムボードが目印です。クレジット払などシステム完備まで当分の間、現金払いのみとなっています。
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